AM-EBT・AM-CRE・AM-HFC
アディティブ・マニュファクチャリング用エンドミル
レーザー溶融法などの金属3Dプリンターによる「アディティブ・マニュファクチャリング(金属積層造形)」で形作られたものは、硬度が高く、切削代の変動が大きくなります。このアディティブ・マニュファクチャリング用エンドミルは、深切込みにも耐えうる3次元ネガ形状の刃先仕様と高硬度鋼加工に最適化した「DUROREYコーティング」との組み合わせにより、荒から仕上げ加工まで高能率に安定した加工を可能にします。また、切削代の大きな変動にも対応可能なため、肉盛り溶接面の加工にも有効です。
アディティブ・マニュファクチャリングとは
切削加工のように材料を取り除く加工(除去加工)に対して、金属3Dプリンターにより材料を添加する形の工法(付与加工)を「アディティブ・マニュファクチャリング」と言います。
3Dデータを活用することで短納期・低コストを可能にします。
※アディティブ・マニュファクチャリング( Additive Manufacturing )という名称は2009年にアメリカ試験材料協会(ASTM)により定められました。
特長
- 高硬度鋼加工に最適化された超耐熱性・高じん性のDUROREY(デューロレイ)コーティング
深切込みにも耐えうる強靭な3次元ネガ形状
長寿命・高能率化を考慮した多刃仕様のラジアスタイプ
高送り加工を実現する複合ラジアス刃形
底刃のチッピングを抑制、良好な加工面品位を実現するさらい刃
対応
プリハードン鋼・調質鋼(~70HRC)・ステンレス鋼・コバルトクロム基・チタン合金・ニッケル基合金
ラインナップ
ボールタイプ(AM-EBT)
- R1~R10
ラジアスタイプ(AM-CRE)
- 6×R1~20×R3
高送りラジアスタイプ(AM-HFC)
- 4×R0.5~12×R1.5 ※ヘッド交換式エンドミルPXM(PXHF-AM)もラインナップしております。