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バリは、金属や樹脂の加工工程でエッジ部に発生する不要な突起のことです。図面に「バリなきこと」と指示があったり、鋭利なバリで手を切るなど怪我をする可能性もあるのでバリが発生すればバリ取りの後工程が必要です。後工程はできる限り減らしたいところですが、切削加工でバリを発生させないというのは非常に難しいのです。ただ、対策できることが何も無いわけではなく、小さく抑えることは可能です。

バリには、切断バリ、引きちぎりバリなど種類がありますが、ここでは切削工具が被削材から離れる際に起こる「ロールオーバーバリ」について、ドリルが被削材を貫通する場合を例に、原因と対策について示したいと思います。

ドリルが被削材を貫通する際に、ドリルの最外周刃が切削すべき三角形の部分（Ａ）を押し出すように切削負荷で塑性変形させて外側に曲げてしまう（ロールオーバー）ことでバリが発生します。（図１参照）

【図１】

ドリル加工でバリを抑制する対策の1つに、ドリルの先端角を大きくする方法があります。その他にも対策はありますのでお知りになりたい方はオーエスジーのテクニカルデータをご覧いただければと思います。

ドリルの先端角を130°から160°に大きくすることで塑性変形をする長さを短くし、ロールオーバーを抑える方向に力が働くようすることでバリの発生を抑制することができます。（図２参照）

【図２】

さらに先端角が大きな先端角180°のフラットドリルもバリ対策には有効です。

フラットドリルはバリ対策だけではなく、傾斜面への穴加工、クロス穴の加工など多機能にお使いいただけるドリルです。オーエスジーでは超硬フラットドリルADFシリーズを標準品で取り揃えていますので、ご興味があれば、ぜひご確認ください！

「違いは溝加工でわかる！」と、バリの出にくいAE-VMSSとAE-VMS。その特長は以下3点。

1.　低抵抗だから安定加工
2.　ビビリが抑制されるから高能率
3.　平滑性に優れる皮膜DUARAISEコーティングだから加工品位に優れる

一方、究極こだわった高能率側面切削を実現するAE-VML。

その特長は、先述のAE-VMSS・AE-VMSの特長2,3を踏襲した上に、ロング刃でもびびり難いよう、以下の特長を兼ね備えております。

1.　AE-VMSよりも大きな芯厚で高剛性
2.　さらに42～44°と強ねじれで切削抵抗をより低減
3.　またマイクロレリーフで更にびびりを抑制

更に、AE-VMLシリーズには、切りくずを細かく分断し、より生産性向上に寄与する、「チップブレーカタイプ（-N）もございます。

詳細はこちらAE-VMSシリーズのカタログでご確認を。

本稿も皆さまのお仕事の生産性向上に寄与できましたら、幸いでございます。併せて、お求めやすいキャンペーンをぜひご利用くださいませ。

謹言

マサコちゃん:
ホント！今年の夏も暑かったですもんね。
さ、これから食欲の秋到来！また美味しいものを食べに行きましょうよぉ～～～～＼(^o^)／

けんさん:
そ、そうなんだけど…
この夏は暑かったからさぁ、かき氷にアイスクリームに、柄にもなくタピオカとか、とにかく冷たい甘いものをたくさん食べ過ぎちゃって、かなりお腹周りがヤバイんだよね(^^;

さらちゃん:
そ、そう言えば、けんさん！育ちましたよねぇ(笑)
ダイエットしたほうが良いんじゃないですか～？

けんさん:
そうだね～、よし！今流行りの糖質制限ダイエットに挑戦しよう！！

さらちゃん:
「Oh,When pigs fly!」（ありえない！絶対無理！）
だって、けんさん大の麺好きで、昨日も、朝はうどん、昼はパスタ、夜はラーメン食べたって言ってたじゃないですか！！

けんさん:
えっ何々？pigって豚がどうとか言った？

マサコちゃん:
豚が空を飛ぶなんて無いって事で、絶対にありえないって言ったんですよ！

けんさん:
な、何を～～～～～っ！アニメの世界じゃ豚が飛行機に乗って空を飛んでるってのに！まあいいや。今日は仕事帰りにラーメン屋でダイエットの計画立てるぞ！


秋近し。けんさんは痩せてイケメンに戻れるか？それともそのまま成長街道まっしぐらなのか？