メールマガジン
2026年5月号 (第242号)
- 技術の玉手箱 / 回せばいいってもんじ...
- K爺のイチオシ / ハイスの再評価
- Short Video / A-SFT...
- OSGお土産100選 / ソアン・パプデ...
- OSG推しごと紹介! / 児玉 ジュニ...

近年の金型需要は高精度化、形状の複雑化、高硬度化にともない、加工難度が年々高まりつつあります。こうした中、切削加工での生産性向上を図るためには工具選定・加工方法・条件設定などトータル視点からのアプローチが求められます。
例として工具の長い突出しを伴う、深い彫り込み加工における切削条件設定を考えてみましょう。
野球のバッターが戦況に応じてバットを振るだけでなくバントで転がしたり、引っ張ったり逆方向に流し打ちしたりするのと同じように、工具の切削条件も状況に照らして、より良い加工結果を目指すための「アレンジ」が必要となります。
特にエンドミルは回転速度、一刃当りの送り量、軸方向および径方向切込み量など……と可変要素が多いのでことさら注意が必要です。
どの要素を動かすべきか、あるいは動かさざるべきか、そしてその値を上げるべきか、下げるべきかの見極めを適切に行なわなくてはなりません。状況が逆に悪化してしまったり、あるいは目的の効果が得られたとしてもそれがただ「なんとなく」「たまたま」うまくいっただけでは、今後の再現性が全く得られないことになってしまいます。
エンドミルは横引き主体で使われる工具ですので下図にある通り、突出しが長い、すなわちL/Dが大きくなるほど工具にかかる力の影響を受けやすくなります。その力による大きなたわみは工具の偏った損耗や仕上り面の悪化を招く要因となります。
また、突出しの長い加工に選ばれる工具は必然的にロング仕様となります。
ホルダで把持しているシャンク部から遠く離れた箇所にある刃先は、特に高速回転となるほど、ショート仕様の場合と比べると刃先の振れが大きくなります。大きな刃先の振れは切れ刃の安定した切削作用を損なうため、摩耗進行を助長しやすくなります。
こうした不利な状況をより安定化に向け改善するには、どんな条件設定が有効でしょうか?
端的にいえば「回転速度を必要以上に上げない=低速化」が有効です。下図のように工具の挙動が相対的により安定し、切れ刃本来の切削作用が十分発揮しやすくなります。
今回ご紹介したのはあくまで切削条件の設定としての一例にすぎません。
オーエスジーでは工具選定、加工手順、工程削減提案なども含めたトータル視点から、お客様の金型製作を支援する様々なサービスをご用意しております。
金型加工の「困った」……一緒に解決しませんか?

謹啓、 新緑の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
早いもので五月、夏も間近でございます。最近、我が孫娘は公園の芝生の上を元気に駆け回るようになりました。青空の下、眩しい緑に負けない、彼女の弾けるような笑顔が、小爺にとって何よりの活力源でございます。
彼女がのびのびと暮らせる豊かな自然環境を、大人の責任としてしっかり守っていかねばならん!と改めて身が引き締まる思いの日々でございます。
さて、今月のイチオシは、昨今の原材料高騰という厳しい荒波を乗り越えるための一つの「提案」をお届けしたいと存じます。
すでに皆様のお耳にも、超硬素材の信じがたいほどの急騰のニュースが飛び込んでいるかもしれません。供給面はもとより、コストの面でも頭を抱えておられる方も多いのではないでしょうか。
そこで、小爺が声を大にしてお伝えしたいのが「ハイス工具の再評価」でございます。ハイスピードスチール(High-Speed-Steel)略してハイス(HSS)は、高速度鋼(JISでは高速度工具鋼)とも呼ばれる工具材料で、古くから切削加工を支えてまいりました。
「今さらハイス?」と思われるかもしれませんが、先月・先々月にご紹介しました 「A-SFT-SUS」 や「GREEN TAP(GRT)」などの新製品もハイス工具でございます。改めて、ハイス工具の良さを確認しましょう。
1. 圧倒的な靭性
超硬は硬い一方で脆いという弱点がありますが、ハイスは非常に折れにくく、欠けにくいのが特徴です 。突発的な折損トラブルを防げる安心感は、何物にも代えがたい価値ではないでしょうか?2. 最適な被膜による耐摩耗性
当社がコーティング技術を導入して、もうすぐ半世紀。その間、開発された切削工具用コーティングは10種類以上。用途に応じたコーティングを施すことで、ハイスといえども優れた耐久性を実現いたします 。3. 抜群のコストパフォーマンス
ハイス工具は、やはり導入コストが抑えられます。以下のグラフは、当社のエンドミルの標準価を、刃径毎に超硬とハイスで比較したものでございます。径が太くなるほど、その格差が大きくなることがお分かりいただけるかと存じます。超硬素材が急騰する昨今の情勢において、コストを劇的に低減できる可能性を秘めてございます。先月ご紹介しました通り、A-SFT-SUSは従来比で約4倍の長寿命を実現しており 、先々月紹介しましたGRTは、ADC12の加工において33,600穴を超えてもなお継続可能という、超硬顔負けのスタミナを発揮しております。ハイス工具とはいえ、適材適所で素晴らしいパフォーマンスを発揮することが可能でございます。ハイス工具の秘めたる底力、ぜひこの機会に再確認してみては如何でしょうか。
本稿も、皆様のSDGsな課題解決として、また、お仕事の付加価値や生産性の向上に貢献できれば幸いでございます。
謹言
追伸
そうそう、4月13日から5月29日まで、こんなキャンペーンを開催しております。
対象商品を標準価格20,000円ご購入につき、QUOカード500円分が進呈されるそうです。ぜひ、この機会をご利用頂ければm(__)m

OSG月刊メールマガジン「OSGお土産100選」!
日本のみならず世界各地で働くOSG社員がおすすめのお土産をご紹介します。
今回、ご紹介するお土産は、新入社員のサラワナン・マダンより推薦のソアン・パプディです。
推薦コメント:
インドのお土産に最適なのはソアン・パプディ(SoanPapdi)!
インドには魅力的なお土産がたくさんありますが、本格的なスパイスは使いこなすのが難しく、伝統的な雑貨などは日本の日常では少し使いづらいかもしれません。
紅茶なども定番で美味しいですが、もっとインドらしさを感じられるお土産を探している方もいるでしょう。そこで日本の方にお土産としておすすめなのが、「ソアン・パプディ」というインドの伝統的なお菓子です。
ソアン・パブディは、ひよこ豆の粉、小麦粉、ギー(精製バター)、砂糖をベースに作られ、カルダモンが香るお菓子です。幾層にも重なった綿あめのような独特の食感で、口の中でスッと溶けるので、繊細な和菓子に親しんでいる日本の方のお口にもよく合うと思います。インドの人々はこのお菓子が大好きで、おめでたい席には欠かせません。
箱入りで売られているものはとても軽いうえに日持ちもしますし、四角く一口サイズにカットされているので、是非インドに来られた際にはオフィスで配るお土産として選んでみてください。

社員が“推し”の魅力を語りつつ、自分の“おしごと”も紹介する「OSG推しごと紹介!」。
B.LEAGUE(B1)所属で豊橋をホームとするプロバスケットボールチーム 三遠ネオフェニックスの選手の魅力オーエスジー社員がご紹介します。今月はロジテックセンターの彦坂が、児玉ジュニア選手の魅力を語ります。
【推し選手】
#33 児玉 ジュニア
【推しポイント】
若さと伸びしろが無限大の“20歳司令塔”
【推し紹介】
僕のいち推しは児玉選手です!
20歳と可能性無限大の選手だと思います!
スピードを活かした突破力は最高です☆
失敗を恐れず積極的にアタックするプレイに、背中を押してもらえている気持ちになります。
愛知県は全国屈指の「バスケットボール王国」とも言われています。
会場へ行き、是非とも一緒に非日常体験をして、三遠ネオフェニックスの勝利を喜びましょう。
【おしごと紹介】
グローバル営業部の彦坂です。今年で入社5年目になります。
勤務先は愛知県豊川市のロジテックセンターです。豊川市、豊橋市、新城市の生産拠点で製造された製品が集まり、国内・海外問わず世界中のお客様に向けて出荷しています。
ロジテックセンターの業務は出荷業務の他にも受注対応や在庫管理など多岐にわたります。
製品がきちんとお客様に届くよう毎日頑張っています。大切なお客様の未来を創るお役に立てるよう今後も精一杯努めていきます。
【三遠ネオフェニックスとは】
三遠ネオフェニックスは、B.LEAGUE(B1)に所属するプロバスケットボールクラブで、【100年さきの笑顔のために】を理念に掲げ、愛知県豊橋市をホームタウンとし、愛知県東三河地域・静岡県遠州地域の2地域をつなぐ三遠地域で活動しているチームです。1965年にオーエスジー男子バスケットボール部として発足し、JBL・bjリーグ期を経て2016-17からBリーグ参入。クラブ名の「ネオ」は“新しい”を意味し、不死鳥「フェニックス」の再生と飛翔の意思を受け継いでいます。









