メールマガジン
2021年2月号 (第182号)
今日は2月2日、節分…節分?
例年なら明日の2月3日が節分ですが、今年は今日、なんとこれは124年ぶりのことだそうです。ご存知でした?
節分といえば豆まきですね。今月号は豆をまく動作にちなんで、「投げ捨てる」を意味する「スローアウェイ」工具(オーエスジーでは「インデキサブル」工具と呼んでいます)をテーマにお届けします。
「インデキサブル」は「交換する」という意味で、表現は異なりますがインデキサブル工具=スローアウェイ工具です。どちらも「刃先を交換して使う工具」のことを言います。
工具の構造には、インデキサブル工具とソリッド工具があり、インデキサブル工具の中でさらにインサート(チップ)交換タイプとヘッド交換タイプに分かれます。工具を選定する際に、どのような使い分けをすれば良いか悩む場合もあるかと思いますのでそれぞれの構造や特徴を説明します。
構造の違いは以下の通りです。
インデキサブル工具:インサート(チップ)交換タイプ
構造が分かったところで、加工をする上でどのような特徴があるのか考えてみたいと思います。
・加工精度の高さ
ソリッド工具 > ヘッド交換タイプ > インサート(チップ)交換タイプ
・加工能率
インサート(チップ)交換タイプ > ヘッド交換タイプ > ソリッド工具
・ランニングコストの経済性
インサート(チップ)交換タイプ > ヘッド交換タイプ > ソリッド工具
このように加工精度の高さではソリッド工具にメリットがありますが、インデキサブル工具であるインサート(チップ)交換タイプやヘッド交換タイプは、摩耗したインサートやヘッドを交換することで新品の工具の状態に戻すことが可能です。加えて、インサートやヘッドを交換することで様々な被削材や加工環境に適応することが可能です。
インデキサブル工具はランニングコストが抑えられる反面、インサートまたはヘッドと、それを取り付けるボディが必要ですのでイニシャルコストが高いな…とご相談を受ける場合もあります。
このようなお声にお応えして2021年2月1日(月)~2月26日(金)まで、インデキサブル工具のOSG PHOENIXシリーズのキャンペーンを行っています。是非この機会をご活用いただければと思います。
技術の玉手箱はWEBセミナー「ランチタイムセミナー」でもご覧いただけます。今回の内容は2021年2月24日(水)12:20~12:35にお届けします。無料でご参加できますので是非お申込みいただければと思います。お申込みはOSG WEB SHOWROOMからお願いします。
謹啓、酷寒の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。いきなり余談で恐縮でございますが、我が家の家人は生粋の三河人でございまして、寒い時期、我が家では味噌煮込みうどんの出現率が高くなるのでございます。先月などは、
「今日、ど(注1)寒いら(注2)?晩ご飯は味噌煮込みでいい?」
「今日も寒かったらぁ(注3)?晩ご飯はみそにこ(注4)だで(注5)!」
と、週に2~3回は食べたような(^^;まあ、赤味噌を万能調味料と崇めている家人なので…
一本で様々な加工形態に対応するPMDシリーズには、大きな特長が2つございます。その一つが、穴加工における切りくずの分断性。切れ刃に対して大きく盛り上がったマッスルブレーカが、抜群の切りくず分断性を実現するのでございます。
多機能カッタで切りくずトラブルや穴底の形状に不満足な時、候補に挙げて頂ければと存じます<(_ _)>
最後にもう一度余談を。PMDは、今月行っておりますOSG PHONIEX ボディ無償キャンペーンの対象製品でもございます。この機会をお見逃しなく…
本稿が皆さまのお仕事の一助となれば幸いでございます。
謹言
追伸
以下、冒頭の余談の補足でございます。
(注1)ど:「とても」を意味する三河弁 / 「ど美味い!」、「ど不味い!」、「ど良い!」など、様々な形容詞を強調する際に使われる
(注2)ら:「・・・でしょう?」「・・・ないですか?」等、主に肯定を促す疑問文の文末に使われる、三河弁を代表する方言 / 「味噌煮込みはど美味いら?」、「これ、ど不味いら?」
(注3)らぁ:(注2)をより感情をこめた表現
(注4)みそにこ:「味噌煮込みうどん」の省略表現。もしかしたら我が家でしか使われていないかもしれない(笑)
(注5)だで:「・・・です」、「・・・ですよ」等、肯定文に使われる三河弁の助詞 / 「明日はきっと良い天気だで!」、「祝日は4月まで無いだで!」
三河弁が、皆さまにとって身近な言葉となれば、これまた幸いでございますm(__)m
See the bigger picture
「全体像を見る」「大局的な見地から物事を考える」
今日のメルマガ編集部はキャンペーンのお手伝い。
企画部とキャンペーンについて打ち合わせ中…
けんさん:
それでは、本題に入りたいと思います。
我々メルマガ編集としても、今回のキャンペーンは大成功に終わって欲しいですから、精一杯フォローさせていただきますね。
ところで、今回の製品は何でしたっけ?
企画部メンバー:
ご協力ありがとうございます。
今回の製品も自信を持ってお勧めできる物ですので、
メルマガ編集部の皆さんにも張り切ってPRしていただきたいと思います。
今回の製品は「Aタップ」です。
マサコちゃん:
さらさん、私あまり製品の事は詳しく分からなくて…
タップのことは何となく分っているつもりなんですけど、「Aタップ」ってどんなタップなんですかぁ?
けんさん:
え~~~~~マジ?マサコちゃん!
「Aタップ」がどんなタップか知らないの?!困るなぁ…「Aタップ」はねぇ…
えーと…種類が色々たくさん有ってぇ…
とっても良いタップでぇ…
でも他のタップと比べるとちょっと値段がぁ…
そこが今回のキャンペーンの課題なのかも…
さらちゃん:
けんさん、何を言ってるんですか!
「You need to see the bigger picture.」
(もっと物事を全体的に大きく捉えてみて)
「Aタップ」は耐久性に優れるし、能率も上がるし、
その上トラブルも少ないから、ランニングコストが断然下がるタップでしょ!!!
企画部メンバー:
その通り!
さらさんはよく勉強されてますね。
まさにそこが、我々がもっとも伝えたいポイントなんです!!!
マサコちゃん:
さらさん、素敵です!
なんでも詳しいんですね。尊敬しちゃいます!
それに引き替え…けんさん!
「Aタップ」のこと、ちゃんと分かってるんですかぁ???
けんさん:
ん?も、もちろん!分かってますよぉ!
さっきも、そのことを続けて説明しようとしてたのにぃ…
さらちゃん:
まあまあ…けんさんの理解度はともかく、
プロモーションの案をどんどん出していきましょう!
賢明な読者の皆さんにはもうお分かりかと思いますが、その後けんさんが言葉を発することはなく打合せは終わりを告げたのです。
ええ、とっても生産性の高い打合せとなりました(笑)