メールマガジン
2016年3月号 (第123号)
3月ですね~
今年の桜の開花は、どんな具合でしょうかね?
桜を見ると筆者、何か新たな気持ちで頑張ろう♪と、思えるのです。
3月は、卒業式シーズンでもあります。
筆者、前任より玉手箱執筆を引き継がせて頂いてから、丸2年。
皆様に「身近な情報を”分かり易く”お伝えする」という事を念頭に努めてまいりましたがこの号をもって卒業させていただく事になりました。
この玉手箱が、皆様のお役に少しでも立っていたのであれば、嬉しく思います。
長い間、本当にありがとうございました♪
では、かおりんからの最後の玉手箱、どうぞお付き合い下さい♪
ゲージの判定にまつわるお話をします。
お客様との会話の中で、
「うちは、他のところよりも精度の良いねじ加工をしている」
「いつも2級ねじのところを、1級で加工している」
と言われる方がいらっしゃいます。
ところが、
ある時、1級のゲージで合格したのに、
2級のゲージが合格しないという状況が起きてしまったそうです。
特に、おねじを測定するリングゲージを使用した際に発生する事が多く、
1級の通り側ゲージGRが通るのに、2級のGRが止まってしまうというのです。
え?そんな事あるの?と思われる方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
1級の方が2級より精度が厳しいのだから、1級が合格すれば、必ず2級は合格するでしょ?
そう思うのも、当然ですよね~
参考までに、M10X1.5のねじ精度、各精度のGR、GPの精度位置をグラフにしてみました。
1級ねじというのは、確かに許容差の公差は狭く厳しく、おねじとめねじの間に隙間がないので、
おねじとめねじがはまりあったとき、ガタのないしっくりとしたはめあいを得ることができます。
ですから、厳しいねじと言われるんですよね。
2級、3級となるにつれ、隙間が大きくなるため、はめあいのガタが大きくなり、
精度がラフになっていくのです。
ここで、大きな落とし穴が!!!!!
1級のGRと2級のGRの間に隙間がありますから、
もし、この隙間の部分で製品ができてしまうと、
1級のGRが通り、2級のGRが止ってしまう、ということが発生してしまうのです・・。
3級ねじにも同じことが言えます。
ですから、ねじ精度の判定には注意が必要なのですね。
今回の玉手箱は、その場面に直面した時にふと思い出して頂ければ、
必ずやトラブル解決策となること、間違いありません!!!
引き続き、オーエスジーのメルマガ、そして玉手箱を宜しくお願いします!!
以上、かおりんがお届けしました♪
謹啓、浅春の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。OSGの窓際の自由人、K爺でございます。このコーナーでは、モノづくりを取り巻く様々な知見とともに、OSGのイチオシ工具を紹介して参ります。皆さまのお仕事の一助となれば幸いでございます。
今月のイチオシは、先月より当社メールマガジンでご案内して参りました、ただいまキャンペーン中のアレでございます。宣伝色が強く、不本意ではございますがご紹介させて頂きます。
そのイチオシのコンセプトは、「切りくず排出に難多いインデキサブルドリルの加工に、安定性を低コストにご提供」でございます。
ソリッドドリルでしたらシンニングや溝フォームを工夫することで切りくず分断性を高めることが可能ですが、インデキサブルドリルはソリッドの自由度がございません。
そこで、切りくずが滑らかに排出されるように、当社の開発者がこだわったのがボディの溝。そして高い剛性を保持した高精度仕上げの溝仕様は、国内で特許を持つに至ったほどでございます。
そう、今月のイチオシはOSG PHOENIXのPDシリーズ(P2D/P3D/P4D/P5D)でございます。
では、その性能をご試用頂いたお客様の評価結果で確認してみましょう。グラフを参照ください。能率において80%近いお客様にご満足頂けていることがお分かりいただけると存じます。
今現在、ご使用のインデキサブルドリルの能率に満足されていないお客様に、是非この機会にPDをお使い頂けたらと、キャンペーンでお求めやすくなっているPDをイチオシさせて頂いた次第でございます。
皆さまの夢をカタチに、本稿が皆さまのお仕事の一助となれば幸いでございます。
謹言
【Sounds good!/いいね!】
お昼前のひと時、
おなかの虫が大合唱を始めても聞こえないふりをしつつ、数分後の昼休みを告げる鐘の音をただひたすら待っているさらちゃん。
「あっ!」とつぶやいたとたんに"シュン↓"と落ち込んだ様子に。
隣に座る後輩のアリスちゃんが、何事かと聞くと、
どうやらせっかく作ったお弁当を家に忘れてしまったとのこと。
いつもはお弁当のアリスちゃんも持っていないことが判明。
そうなると・・・お昼を何にするか、作戦会議が始まります。
さらちゃん:
何食べたい?うーん、近場でおいしくて・・・寒いからラーメンとか?
アリスちゃん:
いいですね!でも、さら先輩、たしか、この間もラーメン食べてましたよね?
今夜も飲み会だしカロリーが・・・
さらちゃん:
そうだった!じゃあ、うどん?でも、混むよね~
アリスちゃん:
混みますね~。
そしたら近場で早くて、軽くて、お財布にも優しくて、温かい麺類もある回転ずしはどうですか?
さらちゃん:
Sounds good!それ、いいね!!
私、車だすから、チャイムが鳴ったらダッシュね!!
けんちゃん:
おいおい、仕事そっちのけで盛り上がりすぎ!
ところで「Sounds good」って何?ネイティヴっぽいじゃん♪
さらちゃん:
「Sounds good」は聞こえてきた提案などに対して、
それいいね!と同意をするときに使う言葉です。
これは勝手な私の解釈ですが、
「Sounds good」=「いい響き」=「いいね!」という風にとらえています。
「Sounds」は聞こえたときですが、
見るもの、たとえば広告や紙面上の提案に対しては
同じ要領で「Looks good」という言い回しをするんです。
ちなみに、後に続く「good」は会話の内容がどれだけ魅力的かによって、
「great」「wonderful」「fantastic」などに置き換えることができますよ。
アリスちゃん:
さっすが、さら先輩。使い方次第では部下や後輩のやる気にもつながるかも。
けんさん、ぜひ、使ってみてくださいよ!
さらちゃん:
「Looks delicious」や「Looks yummy」で「おいしそう!!」という意味になります。
ぜひ今夜の奥様の手料理に使ってみてはいかがですか?
けんちゃん:
見た目だけならね。ファンタスティックやファンタジーな味、食べる身を想像してよ・・・