就職活動をしていた大学3年生の秋、営業型インターンシップに参加した際、当時入社3年目の女性営業職の方と1日同行させていただく機会がありました。たった1日の出来事でしたが、営業としての真摯な姿勢、お客様との確かな信頼関係、モノづくりの奥深さなどを肌で感じることができ、「先輩のような女性営業職として活躍したい！」との想いが高まり、入社を目指しました。当時は数十社、採用試験を受けましたが、お会いした社員全員が、自社への愛情と責任感を持っていると感じられたのは、OSGだけだったように思います。

営業職の1番のやりがいは、結果が目に見える形で数字に表れること。そして、お客様から直接感謝の言葉をいただけることです。
入社1年目の頃、OSGでは取引実績のないお客様を担当させていただく機会がありました。私自身の知識や経験も乏しく、まさにゼロからのスタートでしたが、各種工具の世界トップメーカーであるOSGの看板を背負っている以上、お客様を失望させるわけにはいきません。万全の準備で商談に臨んだ結果、その熱意がお客様にも伝わったのか、最終的に6点の号口採用に成功。「担当が武田さんじゃなかったら、ここまでお願いしなかったよ」と言っていただき、営業冥利に尽きる思いがしました。今後、お客様の工場稼働率が上がれば、ますますOSGの工具の需要が伸びていくことが予想されます。これからがまさに正念場ですので、今まで以上に気を引き締め、商機を逃さないようにしていきたいと思います。
製造業の営業職はまだ男性の多い職場ですが、女性だからといって働きにくいことはありません。特にOSGの場合は福利厚生が充実しているのも魅力の1つ。例えば、会社の借り上げ社宅に入居すれば、支払う住居費はほんのわずかです。そのおかげで私も入社当初から貯蓄ができているので、とてもありがたく感じています。
働きがいがあり、働きやすい環境が整ったOSGだからこそ、今後私が結婚や出産といった大きなライフイベントを経験したとしても、営業として働き続けたいと考えています。そして女性営業職のロールモデルとして、後輩たちの道しるべになりたいですね。